Sさんに可愛がられていた”とら”ちゃん、
Sさんは朝ラジオ体操にいくと、大きな声で「とら!」呼びます。
”とら”は急いでSさんもとへ走ってきました。
あまりかわいいので、Sさんは名前をS・とら次郎と命名。
8月のある朝 Sさんの体操仲間より電話があり、
「トラが死んでいる!」
いくと、お仲間数人と、トラちゃんの横にSさんが。
「トラ~。トラ~」と、呼びかけていました。
”とら”は少し大柄なミケ猫?ミックスのこです。
昨年の暮れ頃にこの場所に現れ(捨てられた?)オス猫です。
人に対してはすりすり大好きさんでしたが、
性格がどうも悪く、(他のオスをものすごく追いかけ、他の子はご飯がたべれなくなる)問題児でした。
6月の去勢手術の後からは、少しづつ性格が穏やかになってきていました。
しだいにどんどんかわいらしい猫になってきていました。
Sさんの前に横たわっている”S・とら”ちゃんは、とても穏やかなお顔で、体を確認してみても傷や打撲や血もぜんぜん見当たりません。
もしかしたら、心臓発作?のようなものかも?
Sさんにそう伝え、「苦しんだ顔はしていませんね」というと、頷かれました。
ある場所に埋葬したいとのことで。同行。
「トラちゃん、ありがとう。いつも癒やされたヨ~」Sさん。
トラちゃん、Sさんに可愛がられて良かったね~。
また会いましょうね。